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ドクターズコラムDOCTOR'S COLUMN

vol.58「肌冷え」

2026.2vol.58

今日は外来で時々相談を受ける「肌冷え(はだびえ)」についてお話ししようと思います。

「肌冷え」は正式な医学用語ではありませんが、皮膚表面の温度が適切な温度より低い状態を指します。一般的な皮膚表面の温度は32〜34℃ですので、30℃以下を指すことが多いようです。原因は外気温の低下など外的なものによることが多いですが、自律神経の乱れなど内的な要因で起こることもあります。

  • 肌冷えの原因は外気温の低下、皮膚に風を受けること、また全身の循環障害などです。冬になると外気が乾燥して直接皮膚を冷やします。

また夏でも冷房や扇風機で皮膚表面に風が当たり続けることで皮膚が冷えることがあります。皮膚の温度が低下すると、体は体温が拡散することを防ぐため、皮膚表面に近い血管を収縮させます。すると循環が滞り、様々な皮膚の不調に繋がります。

  • 外見的には健康的な赤みが失われて顔色が悪くなりクマが目立ちやすくなります。また、ターンオーバーの乱れが起こり、肌の透明感、ツヤが失われてくすみが目立つ場合もあります。

皮膚温の低下は皮膚の脂質の流動性を低下させるので、セラミドの減少につながり、バリア機能が低下します。バリア機能の低下により皮膚表面から水分が蒸散して皮膚が乾燥するほか、外部からの刺激を受けやすくなり、湿疹などのトラブルが起きやすくなります。

  • また皮膚温の低下で基礎化粧品の浸透が悪くなることも知られており、それによりさらに乾燥しやすくなります。

次に対策です。
皮膚をしっかり温めて血行を浴することが大事です。私がお勧めするのは以下の5点です。

1.入浴で温める
シャワーで済ませず、浴槽にお湯を張ってゆっくりつかりましょう。しっかり体を温めるのが大切です。

2.運動
体を動かして全身の血行を良くします。

3. スキンケア
温かいお湯で顔を洗う、もしくは温かいタオルを顔に当てて温めてから基礎化粧品を使いましょう。皮膚を温めることで浸透をよくすることが期待できます。保湿はしっかり行いましょう。

4. 食品
冷たい食べ物飲み物を避け、温かいものを頂きましょう。

5.外出時の注意
外出時は防寒着やマフラー、マスクなど皮膚を覆い、冷たい風や外気がなるべく当たらないように工夫しましょう。それでも冷たくなってしまう場合はマッサージをしたり、手のひらをこすり合わせて冷たい皮膚に当てたりして温めましょう。

  • 本日は肌冷えについてお話ししました。寒い季節も健康な肌を保って元気に過ごしましょう。

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嵯峨 真輝 (さが まき)先生

学生の頃から小児皮膚科や女性特有の皮膚科疾患に特に興味を持って学んできました。私自身も妊娠・出産を経験し、子供を育てながら医師の仕事を続けております。

専門分野
皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科
資格・学会
日本皮膚科学会正会員 日本レーザー医学会認定医(1種) 小児皮膚科学会員
経歴
東京女子医科大学医学部卒業
東京女子医科大学東医療センター皮膚科入局
同医局研修医終了
東京女子医科大学東医療センター皮膚科研究生
金町駅前クリニック皮膚科医員
2008年 奥戸皮膚科医院 副院長
サイトURL
http://www.okudohifuka.com/